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小田原散歩~文化財・史跡編 ブログトップ
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散歩がてら発見 [小田原散歩~文化財・史跡編]

朝、散歩がてら小田原城に来たら、郷土文化館で、こんな素敵な展示やってました。
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そんなに大きくない郷土資料館ですが、内容が物凄く濃いです。戦国時代の北条氏の記憶に触れてみたいと思われる方、オススメです。無料でしかも、天守閣まで登らなくても大丈夫!花菖蒲畑のそばにあります。今なら綺麗に咲く花菖蒲も見れます(^^♪是非見て欲しいです。

発掘された弓矢の展示や、武田、今川、徳川、北条の関係がわかる資料、小田原合戦の資料等見入ってしまいました!

現場で実際に時代を動かしていたのは、国衆といわれた方々。風向き次第で敵にも味方にもなる。こちらも、自分達の身を守るため必死です。展示は、5月28日(日)までです。

他にも、明治大正期の小田原で、御用邸や閑院宮家、伊藤博文、山県有朋等の別邸があった頃の町の地図や当時の小田原の風景を描いた絵葉書、関東大震災の写真の展示等、これまた見入ってしまいました!関東大震災で失ったものが多いので資料は貴重です

これは、小田原にある日本の歴史なので、三ノ丸ホールで展示してもらって、絶対もっとたくさんの人に見てもらったほうがいいと思います!

うちのお店に来るお客様も、小田原北条氏のこと、関東大震災の根府川駅あたりの被害のこと知りたいと言われる方、結構いらっしゃいます。しかも今年は、関東大震災からちょうど100年の節目の年です。

小田原市さん是非とも日本の大切な歴史、全国に知らせて下さい!家康さんの前に関東の基礎を作ったのは、小田原北条氏。山内上杉氏、扇谷上杉氏、公方足利家の身内のごたごたを小田原北条氏がすっきりして、しっかりした領国経営をしたからこそ、家康さんが引き継ぐことが出来たわけで。

小田原の歴史を知るとは、日本の歴史を知ることだと思います。
小田原は、それだけの価値のある場所だと思っています!

つい熱が入ってしまいました(^▽^)/

ちなみに早川のお店は27日(土)までお休みになります。

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あったか国府津駅の歴史 [小田原散歩~文化財・史跡編]

国府津駅の歴史に触れてきました!
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駅改札辺り、中と外両方で展示してあります。ぱっと見、展示が少なく感じるかもしれませんが、よく見るとぐぐっと中に引き込まれます。
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タイムスリップしました!今残っていたら、素晴らしい博物館になってたかな~。スマホでアンケートに答えてポストカードもらいました!
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嬉しい。実際に人が生きた歴史に触れられて嬉しかったです。心が温かくなりました。

特に昔の駅弁の紙のデザインが素晴らしい!
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ものの捉え方が独特で、芸術でした!こういうの見ると幸せになります!特に、右上の魚が飛び跳ねる図が、素晴らしい!おーこんな捉え方があるのか!と感動しました!
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ちなみに、昭和の始め頃まで、東海道線は御殿場線経由でした。だから、歴史が深いです。国府津駅から箱根越えになりました。この鉄道交通要所で、多くの歴史が刻まれました。
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左上の鯛も好き!その横の親子の描き方も素敵だし、その横もみんな素敵!

かわいい電車のパン!
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他にも、よく見ると、たくさん、おっ-というのがありました!
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また、当時の国鉄総裁の十河さん、石田さんが国府津駅から通勤してた実際の話もあって感慨深かったです。もちろん戦後のお話です。
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この人達のおかげで今、新幹線に乗れているんだなぁと。十河さんは新幹線の父と呼ばれています。

最後の写真は、東京駅新幹線18.19番ホーム先頭にある十河信二さんの新幹線開業記念レリーフです。
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小田原は、不思議と実際に、この国の土台を作りあげた人々が住んでいました。教科書には、ほとんど載らない人間臭い国造りの歴史。生きるということを見せてくれる場所。どう捉えるかは人それぞれだけど、令和の時代になっても、生きた背中を見せてくれることは、ありがたいです。だからこそ、タイムスリップができる。そんな場所です。

いい時間を過ごせていただきました。国府津駅で3月末までやってるようです。

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幻庵さんの話をしました [小田原散歩~文化財・史跡編]

マイナーズ銀次郎さんがお店にやって来て、北条幻庵さんのお話をしました。
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幻庵さんは、北条早雲さんの末息子で、97才まで生きられ、北条五代に渡り小田原北条家を支えた人です。小田原久野に居を構え、文化芸術にも優れた人だったといわれいます。久野地区は、掘れば遺跡が出るような場所で、独特の雰囲気を持った場所です。
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謎多き人、幻庵さん。人を惹きつける魅力を持った方です。

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旅も一区切り、次のイメージへ(^^♪ [小田原散歩~文化財・史跡編]

小田原の久野にある北条幻庵屋敷跡に行って来ました。いいお散歩コースです。幻庵さんに、春日山行って来ましたとご報告してきました。
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上杉景虎(北条三郎)さんは、息子を亡くした幻庵さんの養子となり、その後、相越同盟が成立し、その関係で、春日山城の謙信公の元へと行くことになりました。春日山では、謙信公に気に入られ、謙信公から景虎の名を譲り受けました。幻庵さんは、初代北条早雲公の息子で100才近くまで生き、北条家を長きに渡り支えました。
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これで、今回の旅も一区切りです。次は、検討中です。なんかほっとしました(終焉の地、鮫ヶ尾城は、まだ先の予定です。幻庵さんの所に来たので、神奈川県で先に行きたいところが増えました)。

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マイナーズ銀次郎さんにお店紹介してもらいました! [小田原散歩~文化財・史跡編]

一夜城がらみで、マイナーズ銀次郎さんにお店を紹介してもらいました!
お店で対談形式で写っています。
なんか、小田原の歴史に詳しいとは恐縮ですが、一応なんか喋ってます。

小田原は、どうやって日本がここまで来たかを知るのに、とても大切な場所だと感じています。
日本でも稀な場所ではないかと思っています。本当に良い機会を頂いたと思っています。

これからもっとたくさんの人に小田原を訪れて欲しいと願っています。
私も、小田原の歴史をお店から、裏方ながら発信していきたいと思っています。

とにかく、元気でやってますので、よかってら見てくださいね!
お店の雰囲気もよくわかると思います。

お店の雰囲気を動画で伝えられたらと思っていたので、本当ありがたいです!
さすが、専門の方は違うなと思わせる映像と紹介の仕方です
銀次郎さんありがとうございます!

マイナーズ銀次郎さん、他にも面白い動画が、あるので見てね!

ちなみに今月7月は、18日(月)~23日(土)はお休みになります。

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小田原天空散歩 [小田原散歩~文化財・史跡編]

今日は、お天気も良かったので散歩に出かけました。
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八幡山東曲輪から小田原城を眺めてから、
小田原城三の丸外郭新堀土塁(旧閑院宮邸跡地)へ
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本当に気持ちの良い場所です。
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ここからの風景は、絶景です。
真鶴半島、初島、伊豆大島までよく見えました。

今日は、下の国道には降りずこのまま、
このあたりの道をお散歩してました。
素敵なイメージをもらった気がします。

とっても気持ちの良い一日でした。

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これも図書館 [小田原散歩~文化財・史跡編]

今日、中央図書館まで調べ物がてら散歩してきました。
途中、前回、絵に描いた場所に立ち寄ってみました♪
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酒匂橋からの風景です。
この絵の場所です。
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正確には、現在の橋の少し右側(山側)を走っていました。
その橋桁跡がこれです。
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ちょこっと頭が出てます♪

そして,この場所は東海道53次、
小田原・酒匂の絵の場所でもあります。
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橋の近くにこの石碑があります。
この絵です→https://www.city.odawara.kanagawa.jp/encycl/ukiyoe/04/04-02d.html 
(小田原市のHPの絵から) 私も描きたくなってきた(^^♪

小田原は、いろんな時代の日本の記憶に触れることが出来る
生きた図書館だと感じました。この後、歩いて10分ほどの
中央図書館でしっかり資料も借りてきました♪
二つで初めて一つの図書館になる、そんな感じがしました。

日常の中に潜んで、一緒に存在しているこの国の歴史。
自ら目を向けないと、なかなか姿をみせてくれない。
ただし、一度気づくと、世界がどんどん姿を現す。
一つの物差しでは、はかることのできない、この国の歴史。
当然のようにあるわけではない今の日本。

一人一人がどう受け止めるかで変わってくる、
この国の歴史と未来。

時代の経過と時代の価値観の変化もあり、
教科書では教えることができなくなってしまった歴史。
ほんとうに見なければいけない人が築き上げてきた道・
世界が歩んできた道が、小田原に隠れてているような気がします。

タイムカプセルのような所だと感じています。

だからこそ、私にとって絵を描くために、イマジネーションを
受け取る大事な場所です。

ちなにみ、この上流にあるJRの鉄橋辺りは、開業前、東海道新幹線の
試運転のための基地があった場所です。

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坂の上の雲 [小田原散歩~文化財・史跡編]

今日、小田原の古稀庵まで散歩に行ってきました(^^♪
(小田原の明治・大正・昭和初期の歴史は、新たなブログを開設して書いていく予定です)
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今、明治・大正に小田原に住んだ著名人の肖像画を描いてます。
(肖像画は山縣有朋です)
100人以上の方々がいるので、根気よく描いていくつもりです。
できるだけ、その人にかかわる本を読みながら描いています。

小田原にある明治・大正の歴史は、小田原にとってだけでなく、日本にとっても大事な歴史と改めて実感しています。
おそらく、ここに来なければ知ることはないけど、今の日本を形成した足元を知るためには、とても大事な場所です。

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この坂の上に、元老山縣有朋が晩年を過ごし生涯を終えた古稀庵があります(右の門の所で庭園のみ現存)。坂の突き当りは、のちに古稀庵に編入され、建物も現存する皆春荘ですが、5月まで改修中。

歴代首相他、政府の要人が多数、この坂を上ってやってきました。
原敬、大隈重信、西園寺公望、寺内正毅といった教科書にも出てくる首相経験者はじめ、他多数の政府関係者、著名人、そして大正天皇も皇太子時代に訪れています。この場所で、日本が動いていました。

特に当時は、総理大臣は、元老の助言がないと決めれませんでした。法律に記載はありませんが、慣例としてそうなっていました。天皇に任命責任が及ばぬようにということのようです。なので、当時70歳を過ぎていても、必然的に元老、山縣の所にやってきます。しかし、第一次世界大戦後の世界情勢の急激な変化の最中、大正11年2月1日に、山縣は、この場所で生涯を終え、側近の方々や奥様に見送られ、愛用の車でここを出て東京に向かったといわれています。

今日のブログのタイトルを「坂の上の雲」にしたもう一つの理由は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の主人公秋山真之が、まさしく、この坂の上を上り山縣に国防論で相談に来ていたさなか、体調を崩し、この下の友人の別荘で療養するもこの地、小田原で生涯を終えたからです。

そして、今日散歩して感じたのは、坂の上の雲にあったものとは、昭和20年8月15日だったような気がしました。ここ小田原に集まった人々の歴史を紐解くと日本の近現代の歴史が見えてきます。


今、アートを通して、小田原から日本の歴史を描くことが、私の生涯の仕事と感じています。当時の人が生きた証を表現できればと思ってます。うまくは言えませんが、その先に大事な宇宙があるような気がしています。肖像画と同時にまたパステル画も描いていきますよ(^^♪


そのためには、まだまだ学ばなければならないことはたくさんありますが、自分なりに地道にやっていこうと思っています。

そして、お店を再開して、訪れた方々からのお言葉が、温かくてありがたかったです。本当に感謝です。

皆様も、大変だとは思いますが、コロナ収束まで、無理をなさらずにお体を大事にお過ごしください。

長くなりましたが、いつもご覧いただき、ありがとうございます。


タグ:坂の上の雲
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小田原が繋げる日本の歴史 [小田原散歩~文化財・史跡編]

小田原の歴史を知れば知るほど、日本にとって大事な歴史だと思うようになりました。
特に明治・大正の歴史は、日本の歴史そのものといった感じすら覚えます。
ただ、当時は、小田原町であり、今の小田原市とは違っていたり、関東大震災があったりして、当時と比べると激変していますが、それでも、資料も少しずつですが、増えてきています(^^♪
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大正時代の日本は、あまり教科書では書かれていませんが、実は日本の大きな転換期であったと実感するようになりました。小田原には、まだ大事な歴史がたくさんありそうです。これから、少しずつですが、資料を集めながら、また、いろんな人に教わりながら勉強していこうと思っています(^^♪

手作り看板も新しく作りました(^^♪小田原歴史カフェ・パステルオブライト
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小田原の歴史資料を展示し始めてから、歴史に関心のあるお客様が増えてきました(^^♪今日は、偶然に興津出身の方が来られてびっくりしました!!先日、ブログで書いた西園寺公望公の坐魚荘のある所です(^^♪いろいろと日本の歴史のお話しをしました(^^♪

小田原の歴史を通して、人と人の輪も広がっていっているように思います(^^♪

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
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人と人を繋ぐ小田原の歴史 [小田原散歩~文化財・史跡編]

先日、十字町ヒストリアで頂いた資料をお店で展示してから、小田原の歴史について、お客様とお話しする機会が増えてきました(^^♪
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明治・大正の頃の小田原は、小さな政府があったといっても過言で無いくらいの所でした。特に関東大震災前の小田原は、政治家、財界人、文学者などの著名人が数多く住んでいました。この資料には、その痕跡が多数、描かれていて、お客様も驚かれる方が多いです。また、詳しい方は、いろいろと教えてくださったりして、この資料が、お客様との会話の、とても良いきっかけになっています。

教科書には載ってない、人が歩んできた生の歴史が、小田原にはたくさんあります。明治・大正だけでなく、様々な時代の交差点が多数存在する魅力的で不思議な場所です(^^♪そこから、インスピレーションをもらって絵を描くのが楽しいです(^^♪

今は、明治・大正を中心に学んでいますが、そのうち、他の時代の小田原も描きたいなと思っています(^^♪

小田原は、本当にありがたい場所です(^^♪

いつもご覧いただき、ありがとうございます。








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