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小田原散歩~文化財・史跡編 ブログトップ
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坂の上にあったもの~祈りの丘、清閑亭~ [小田原散歩~文化財・史跡編]

今日は、25日。クリスマスそして、大正天皇が崩御された日。それから坂の上の雲が最終回。
小田原には、全てを結び付けるものがありました。自然と足がそこに向かいました。
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御感(ぎょかん)の藤です。小田原城の敷地内にあります。
その昔、大正天皇が皇太子だった頃、小田原御用邸にて(当時、小田原城に御用邸がありました)、
滞在中に西村邸の前を通過した際に召馬が藤棚の下に駆け入ったために、殿下の肩に花が散りか
かってしまい、周囲の人々が恐縮していると「見事な花に心なきことよ」と感嘆されたことから、
「御感の藤」と呼ばれるようになりました。
後に西村家からこの地に移され大切に保存されています。
大正天皇にはいろいろとお話しがありますが、実は優しさあふれるお話が、残されていたりします。
歴史は自分の足で歩くと、時々、時代の真実をやさしく教えてくれたりします。

何となく、今日は足がこの場所に向かいました。
祈りの光は今日もしっかり輝いていました。

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来年もきれいな藤が咲くといいなあ。水仙が優しく感じました。感謝。

そして、清閑亭へ。
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二階の縁側からの風景です。心地よい日差しでした。ここに来ると時が止まっているかのよう。

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ガラス越しの風景。いつきても素敵です。

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一階に降りて縁側のテーブルに、聖十字が現れました。
今日は、いつもと違う清閑亭。クリスマスに感謝。ここは素敵な場所です。

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清閑亭に感謝して、三角天神社でお参りして、旧山下亀三郎別邸跡へ
(山下亀三郎別邸は坂の上の雲の秋山真之、終焉の場所でもあります)。


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素敵な赤い鳥居と石の階段です。

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瓜生海軍大将の銅像がありました。日露戦争の時代を生きたお方の内の一人でもあります。
この辺りに別荘があったとのことです。やさしいお顔のお方のように感じました。

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今日も心を込めてお参り。そしてすぐ横にある秋山真之、終焉の地へ。

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こちらがその看板です。いまは、家々が建ち並び、当時の面影は僅かながらです。

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この石碑は当時のもののようです。この辺りが入口だったそうです。

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この辺り一帯が当時はお屋敷だったらしいです。

帰りは小田原城を通って・・・
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いい香りがするなって思ったらロウバイが咲いていました。うれしくなりました。

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帰りの小田原駅で。きれいなステンドグラスの窓からの日差しに見とれてしまいました。
今日は素敵なクリスマスになりました。
感謝。

素敵な聖なる夜をお過ごしくださいませ。


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いつもの道に二宮金次郎表彰の地がありました。 [小田原散歩~文化財・史跡編]

今日は、体を動かそうと思って、酒匂川の河川敷を走りにいきました。
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走りたくなったら、いつもここにきます。富士山や大山が見えてほっとします。
この場所はいつも元気をくれるありがたい場所です。

今日は、なぜか気になった石碑。不思議です。
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よく読んでみると・・・。
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二宮金次郎表彰の地と書いてあります。いつも、ここを走っているのに、初めて気づきました。
びっくりしました。でも感動。
金次郎(尊徳)さんのおかげで、この酒匂川の周りを走らせてもらっていると思うと感謝・感謝です。

そして、今日はお空に、白龍とも白蛇とも云えるような、大きな雲が。
大きすぎてデジカメに収まらないのですみませんが、3つに分けて載せます。
頭・胴体・尻尾の順で。気持ち良さそうに泳いでるみたいでした。
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(一応、一枚でチャレンジしてみましたが、大きすぎてどうにも収まりませんでした)。

最後は、しらやまひめじんじゃで買ったきれいな鈴です。
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お気に入りの鈴です。

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青空の一夜城 [小田原散歩~文化財・史跡編]

今日は、一夜城に行ってきました。青空とシャガの花がきれいでした。
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入口です。
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きれいです。
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本丸付近です。幻想的で心地よい風が吹いてました。
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小田原市内も一望できます。
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鳳凰のような龍のような雲。
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電車も見えます(箱根登山鉄道)。
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青空と鳳凰。

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駐車場付近のポピーのお花畑。
たくさんの人にやさしい光が届きますように。

一夜城についてです。小田原市ホームページから
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/park/park-etc/ishigaki-p.html

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小田原城と相模湾が見える丘~八幡山古郭東曲輪~ [小田原散歩~文化財・史跡編]

八幡山古郭東曲輪(はちまんやまこかく ひがしくるわ)は、
小田原城の少し上、ちょうどJRの線路の向こう側にある、
小高い丘の上にあります。景色もよく、気持ちのよいところです。

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いつもの小田原城とは、一味違う景色です。
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小田原城を真近で撮るのとは、また違った感じで、新鮮です。
(階段の途中で撮りました。)

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丘の下の入り口には、こんな看板が立っています。
その昔、小田原城はかなり広かったようです。

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階段の途中には野鳥がいました。

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丘の上から、小田原城と相模湾を望む。

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上は何もないのできれいな空だけです。迫力があります。

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スフィンクスのような雲。

今日もお天気がよかったので、気持ちがよかったです。
帰りは小田原城を通ってきましたが、昨日よりもさらに梅がきれいに咲いていました。



続古稀庵、箱根板橋付近 小田原散歩 [小田原散歩~文化財・史跡編]

小田原散歩、箱根板橋にある古稀庵の続編です。前回は門だけで気になっていたので。
今日は、ついに古稀庵の門の中に入ってきました(現存はお庭だけです)。
それからお隣の大倉男爵の別荘、山月(共寿亭)でコーヒーと羊羹をいただいてきました。
やっぱり門の中に入り、お庭に出ると別世界が待っていました。
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ついに古稀庵の開いた門とご対面です。感動。日曜の10時から16時しか開いていません。
正面で記帳して100円を所定の箱に入れれば自由に入れます。

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奥に進むとこんな感じでお庭が現れます。

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滝があります。

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この階段の下には小川が流れています。

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素敵です。

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この場所に明治天皇をお祀りして毎日、拝まれたそうです。

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山縣有朋の石碑です。
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そしてその石とは
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これです。

そして山縣有朋がこの場所を愛したことがよくわかる石碑です。
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帰り際にこんなのがお見送りしてくれました。
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ちょっとうれしかったです。

そしてお隣にある山月です。(明治の財界人大倉喜八郎男爵が大正9年に建設)
*山月は、現在は公開していません。
関東大震災でも倒壊せず残っている貴重な建物だそうです。
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門から玄関までけっこうあります。

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建物外観です。タイムスリップです。

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昔はここが玄関だったとか。それから寄木づくりの天井です。すごい。

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建物は古いですが、お部屋のつくりがすごいです。昔の人の感性はすごいです。
好きな人は感動もんです。
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他、中には素敵なお部屋が多数ありました。
現代では見ることがなくなった素材と技術でできた建物でした。


最後に山縣有朋の側近の清浦圭吾が建てた(1907年)皆春荘の門をみて帰宅しました。この時は、未公開でしたが、現在は公開しています(^^♪
こちらは、公開時間は、以下のとおりです。木~日曜日・祝日 午前11時~午後3時
見学は無料です。主屋には入れません。
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素敵な時間を過ごさせてもらいました(^^♪

小田原市の文化財の公開については、随時HPで確認されてからお出かけされることをお勧めします(^^♪http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/culture/event/p25874.html
タグ:古稀庵続編

小田原散歩Ⅲ 明治の足跡 御幸の浜,滄浪閣跡付近 [小田原散歩~文化財・史跡編]

今日もお天気が良かったので、歯医者さんに行った帰りに、ついつい足がお散歩へと導かれていきました。
スタートは小田原城です。
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ただまっすぐ、海に出るまで歩きます。突き当たった先は海ですが・・・。
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御幸の浜です。浜の名の由来が書いてありました。

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海が青くて、とってもきれいでした。

浜を後にし、海沿いの道を行くと、ちょっと見つけずらいかもしれませんが、
正恩寺というお寺さんの反対側に、伊藤博文の別邸、滄浪閣跡があります。
伊藤博文の銅像と石碑があります。
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1890年に滄浪閣をかまえ、ここで、日清戦争への対応や民法の起草など重要課題に
当たったとのこと。ここは、民法起草の地でもあるそうです。
その後、大磯に同名の別邸を建て転居。
1902年の高波で小田原の滄浪閣は大破したとのこと。
現在、銅像と顕彰碑が建てられ、伊藤の愛した梅と椿が今も残る(清閑亭パンフレットより)。

道沿いにまだ、歩いて、、大蓮寺というお寺さんを国道1号方面へ少し上がると、左側に西海子小路
という名の大きめのとおりがあります(桜の時期はすごくきれいで、桜のトンネルができます)。
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通りのこの看板があるあたりが、田中光顕別邸(小田原文学館)になります。

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正面入口です。

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洋館の屋根はスペインから取り寄せたとのこと(昭和12年建築)。

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こちらは大正13年の建築で趣きがあります。

いつもなら国道1号沿いを通るのですが、今日は、海沿いのお寺さんがある通りを歩き帰宅しました。
なんだか、心が落ち着く、お散歩でした(今日は、坂道が無かったからかなあ)。

小田原散歩Ⅱ 明治の足跡 箱根板橋,古稀庵付近を中心に [小田原散歩~文化財・史跡編]

小田原散歩、今回は箱根板橋付近に行ってきました。
(12/26で古稀庵の続編もあります。門の中がでてますのでそちらもどうぞご覧ください)。
最初は松永記念館の紅葉でもと思っていましたが、古稀庵を通って、ぐるっと小田原の丘の上を回り、小田原城まで降りてきました。途中、とても素晴らしい景色に出会い、なんだか足が動くままに、坂道を2時間半ほど歩いてしまいました。小田原城の上の辺りは、とてもすばらしい景色があるのですが、道が途中で途切れていたり、遠回りしないと行けなかったり、急な坂道が続いたりと、ちょっと苦心します。ただ、ちょっとしたタイムスリップできる小道も隠れていたりするので、ついつい歩いてみたくなります。

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松永記念館です。(電力業界に名を馳せた松永安左エ門≪戦後の経済復興に力をつくされたそうです。≫が収集した古美術を一般公開するために建設したもの。現在は小田原市が管理)。

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お庭です。

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駐車場のかえでがきれいだったので。

松永記念館近くの路地をゆくと・・・
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こんな路地。

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明治の元老、山縣有朋別邸、古稀庵が。ただし今は、門とお庭のみ。
しかも、日曜の朝10時から夕方4時までのみ開館。(現在は、おいおい損保の研修所だからしょうがないか)。

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門のそばには素敵な紅葉が。なんだか門だけでも風情漂うところでした。


そしてここから、いきおいで、かなり急な坂を上ると、こんな景色が・・・。
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これは、びっくり。こんなところがあったのかと。さらに山側をみると・・・。

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箱根の山々が。夕暮れにさしかかるころで、かなり逆光ですが、山と海が両方見えるのがすごかったので撮りました。


このあとは、いろんな路地を出たり、入ったりしながら、坂を下り、前回も通った、二宮神社で、お参りをして小田原城を通り帰宅しました。

小田原散歩 明治の足跡(清閑亭付近) [小田原散歩~文化財・史跡編]

小田原の明治の足跡を訪ねてみました。
小田原城からちょっと登ったところにはいろいろと、明治の足跡があるようです。
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清閑亭からの夕日のイメージをパステルアートで描いてみました。

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まずは、小田原城をとおり、二宮神社の前を過ぎます。ここは二宮尊徳翁をお祀りしている神社です。

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神社内のから銀杏の木を撮影。きれいな光が写っていました。今日も天気がよく、日差しがまぶしくて、景色は最高にきれいでしたが、写真をとるのにはちょっと苦心しました。二宮神社を過ぎたら、すぐに清閑亭の入口です。明治のお屋敷らしく、すこし、奥まったところにあります。

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清閑亭とは、黒田長成侯爵の別荘だった邸宅と庭園です。
清閑亭周辺は「天神山」とよばれ、箱根からのびてきた尾根の先端部です。この地には、黒田家のほか、閑院宮家、山下家(旧山下汽船創業者)、北原白秋などの多くの文化人や実業家、政治家や軍人が別邸、別荘を構えていた場所です。[清閑亭パンフレットより]

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ユニークなデザイン。

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このちょうど下あたり一帯が、山下汽船の創業者、山下亀三郎の旧別邸になるらしい。
坂の上の雲で有名な、秋山真之終焉の地です。

清閑亭を出て、旧小田原城内高校の坂を道沿いに降りていくと三角天神社があります。
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日露戦争の開戦をつげる号砲を鳴らした瓜生外吉提督の石碑があります。

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芭蕉の歌碑もあります。


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神社の前のとおりが、旧山下邸だったところだそうです。
今はお屋敷のあったところは、一般のお家が立ち並んでいるとのこと。
この石碑のあったところあたりが、門だったらしい。
石碑は土佐出身で、初代内閣書記官長(現・官房長官)などを務めた田中光顕の歌碑らしい。


ぐるっと旧山下邸を散歩したあと清閑亭をすぎ、小田原女子短期大付近へ。このあたりは、閑院宮載仁親王の小田原別邸跡だそうです。小高い丘の上で紅葉がきれいな素敵な場所でした。
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明治という危うくも活気みなぎる時代を生きた先人の方々のご苦労に敬意を表しつつ、今度こそ心の平穏をつかみ取ることができる時代になるよう祈願して、このあたりで、夕方になったので家に帰ることにしました。
まだ、まだ、小田原には明治の足跡があるので、そのうち、他の場所も回ってみたいです。

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